【完成見学会:ひろしま建築学生チャレンジコンペ2022@みはら】
2024年03月21日
2022年に開催された「ひろしま建築学生チャレンジコンペ」で最優秀作品に選ばれた建物がついに完成し、主催者である広島県より見学会に招待されましたので、参加してまいりました。
このコンペでは、最優秀作品に選出された作品を実際に建設するとともに、学生たちに設計や工事監理の過程への参加を促す取り組みが行われています。
この度、最優秀作品賞を受賞した作品が完成を迎えました。
場所は広島県三原市で、完成した建物は「三原中央方面隊屯所」と名付けられました。
「屯所」とは、消防隊が本隊から分かれて配置される場所や建物のことを指し、実質的には小さな消防署ということになります。
▼完成した三原中央方面隊屯所を正面から
▼完成した三原中央方面隊屯所を裏側から
▼消防車車庫も!
見学会では、提案者である学生からの完成した建物の説明・解説があり、2年前のこのコンペの最終審査での学生たちの情熱的なプレゼンが蘇りました。
▼提案学生による建物の説明・解説
▼2年前の最終審査
提案に関わった学生たち、設計事務所、施工会社、そして発注者である三原市の皆さま、心からおめでとうございます。
この建物が災害時の重要な拠点としての役割を果たすだけでなく、地域の皆さまに愛され続けることを願っています。
テクシードは今後も、魅力的な建築物の創出と若手建築技術者の育成を通じて、建築界の発展に貢献していきます。
続きを読むコンクリート打ち放しマンションの大規模修繕工事報告
2024年03月06日
皆さんこんにちは。
工事部工事グループの山戸です。
今回は、昨年の9月~12月の期間に行ったマンションの修繕工事の中で、ほかの現場であまり見ない仕様の修繕をしましたので、それを簡単に紹介しようと思います。
▼工事完了写真
今回の現場で変わった仕様となっていたのはマンションの壁面になります。
一般的にテクシードが行っているマンションの壁の修繕工事は、躯体となるコンクリートがタイル張りや、塗装仕上げとなっていることがほとんどです。
▼一般的なマンションの外壁(塗装またはタイルでの仕上げ)
ですが、今回のマンションの壁の既存はタイル張りや塗装をせず、コンクリート面の表面自体を仕上げとする「コンクリート打ち放し」となっています。
コンクリート打ち放しの修繕の難しいところは、下地を補修した箇所がタイルや塗料によって隠すことが難しいという点です。
通常の塗装工事は、塗装の前工程でできた補修跡をタイルや塗料の色で隠すことができます。
ですが、今回の塗装は、見た目はコンクリートの表面のままきれいに仕上げるカラークリヤー(透け感を持つ色の塗料)での工法となっています。
そのため、なるべくもとのコンクリートの色に近い材料で、かつ目立たないように補修する必要がありました。
今回は、下記写真の様にひび割れ部に白い補修材を擦り込み、はみ出た部分を削り取って下地の補修をしました。
ちなみに使用した材料は、インターナショナルペイント株式会社さんのIPパテ万能という補修材です。
▼ひび割れ補修状況
その後、4段階に分けて塗装を行います。
今回の塗装はエスケー化研株式会社さんのセラミクリートTR-Si工法を採用しました。
ここで1つポイントとなることは、塗装の2工程目になる色合わせです。
色合わせとは補修した箇所を目立たなくするように色を調整することを言い、補修跡に色合わせ用の材料をスポンジで押し当てるように行いました。
この色合わせをうまく行うことができれば、その後の塗装の工程できれいに施工することができます。
▼塗装の工程
下記の写真はコンクリート塗装の施工前と後の比較写真になります。
修繕後はコンクリート独特のざらざらした手触りから、保護塗料のつるつるした手触りになります。
実際に現地で確認すると違いがよくわかるため、発注者の方から大変満足したとの感想をいただきました。
今回はコンクリート面の補修と塗装工事について説明をしました。
お住まいのビル・マンションの壁がコンクリート打ち放しの方は是非、検討してみてください。
続きを読む2日間のインターンシップ
2024年02月08日
こんにちは!
先日、弊社に県立広島商業高校から生徒さんが2名、インターンシップに来ました。
2日間で事務作業や現場での作業を体験してもらいました。
この2日間での感想を生徒さんに書いて頂きましたので、是非ご覧ください!!
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〇 Uさんより
1日目は普段学校で簿記を学習しているため実際の帳簿のアプリを見せてもらいましたが、普段やってる紙のものとは全く違いびっくりしました。また、WORDを使って実際に資料を作らせてもらいましたが、私からするととても大変で普段からこういうことをされているのはすごいなと思いました。
・資料の作成をしている様子
2日目は現場に行かせてもらい、アパートの14階13階12階の打診やひび割れの調査をやらせてもらいました。とても根気のいる作業でこの作業をすべて人の手でやっていると聞いて驚きを隠せませんでした。
・打診調査にチャレンジ!
ずっと上の方を検査していた為腕がとてもきつかったです。
・ヒビの大きさをはかり図に書き込む作業
一つ一つのヒビの大きさを図る為とても疲れました。
・最後に会社に戻ってヒビを図面に移す作業の清書をしました。
.................................
〇 Tさんより
県立広商から2日間インターンシップできました。
1日目に社内で会社概要の説明を受け、事務や経理の仕事を体験させていただきました。
▼事務・経理のパソコンの様子
紙に書いたりなどではなくほとんどがパソコンを使った仕事だったのでタイピング練習をやらないといけないと改めて実感しました。簿記を使った仕事が少なかったので簿記が嫌いな私にはとてもよかったなと思います。
2日目は現場に行き、ひび割れや外壁の打診を行いました。
外壁は打診を使って調査すると音が落ち着いて聞える場所と音が軽く聞こえる場所があり、見た目だけじゃどうなっているか分からないけど音を聞くと外壁の状態が分かったりなどして楽しかったです。かがんでする仕事が多かったので長時間するのはとても大変だなと思いました。
▼現場で打診をしている様子
▼現場事務所にて工事内容説明の様子
▼現場で行ったひび割れの記録をパソコンに入力している様子
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「オリンピックで学んだ 折れない心の作り方」
2024年01月31日
先日、スポーツコメンテーターであり、シドニーオリンピック銅メダリストの田中雅美さんの講演を聴く機会がありました。
講演のテーマは「オリンピックで学んだ 折れない心の作り方」で、田中さんは3度のオリンピック(アトランタ→シドニー→アテネ)に出場され、毎回日本中からのメダル期待を背負いながらも、「オリンピックには魔物がいる」と言われるように、独特の緊張感でなかなか実力が発揮できず、挫折を繰り返したというお話でした。
初めてのオリンピックではメダルは獲得できませんでしたが、2回目のシドニーオリンピックで団体種目である400Mメドレーリレーで銅メダルを獲得し、チームや仲間の大切さを知り、全国からの応援を実感し、3度目のアテネオリンピックを目指したそうです。
そして、最後のオリンピック(アテネ)に挑みました。
残念ながら、わずか0.05秒差。距離としては2cm差でメダルを逃しましたが、レースが終わった直後感じたことは、挫折ではなく幸せな気持ちだったそうです。
これは、アテネオリンピックを目指す最中当時のコーチから言われた言葉で「レースで泳ぎ終わった後、一番最初にやることは電光掲示板のタイムを見ることではない。100%の力を出し切れたか自分の心に聞くことだ」とのアドバイスが、自分の力を全て出し切ったと感じられたからだそうです。
この言葉とアテネオリンピックの経験から、水泳引退後も次のステップに前向きに進む考え方が根付き、今も日々何かに向き合う際の指針となっているそうです。
そして田中さんはオリンピックの経験から得たものが3つあると言われてました。
①仲間を敬い、仲間に感謝すること
②自分で目標を決め最後までやりきること
③毎日をその時の100%で向き合う
これは、ビジネスでも同じことが言えると共感しました。
また、オリンピックを身近に感じさせるために、田中さんはメダルを聴講者に回して見せてくださいました。
講演後には質問の時間を取っていただき、私の質問に丁寧に答えてくれたうえに、質問の記念にと色紙まで頂き、とても素敵な講演会でした。
続きを読むあけましておめでとうございます
2024年01月05日
あけましておめでとうございます。
本年もテクシードをよろしくお願いいたします。
今年は辰年であり、中国では辰、つまり竜は幸運・財産・幸福をもたらすものとされています。
また、六十干支で見ると、今年は「甲辰(きのえたつ)」にあたります。
甲(きのえ)は十干の第一位であり、新しい10年の始まりの年ととも言われています。
「登竜門」のことわざにあるように、これまで培ってきた力を存分に発揮し、我社にとって大いなる飛躍を果たす年にしたいと思います。
株式会社 テクシード
代表取締役 奥河内 貴明
▼メインのユリの花がまだ咲いてない正月花ww
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