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「オリンピックで学んだ 折れない心の作り方」

2024年01月31日

先日、スポーツコメンテーターであり、シドニーオリンピック銅メダリストの田中雅美さんの講演を聴く機会がありました。

講演のテーマは「オリンピックで学んだ 折れない心の作り方」で、田中さんは3度のオリンピック(アトランタ→シドニー→アテネ)に出場され、毎回日本中からのメダル期待を背負いながらも、「オリンピックには魔物がいる」と言われるように、独特の緊張感でなかなか実力が発揮できず、挫折を繰り返したというお話でした。

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初めてのオリンピックではメダルは獲得できませんでしたが、2回目のシドニーオリンピックで団体種目である400Mメドレーリレーで銅メダルを獲得し、チームや仲間の大切さを知り、全国からの応援を実感し、3度目のアテネオリンピックを目指したそうです。

そして、最後のオリンピック(アテネ)に挑みました。

残念ながら、わずか0.05秒差。距離としては2cm差でメダルを逃しましたが、レースが終わった直後感じたことは、挫折ではなく幸せな気持ちだったそうです。

これは、アテネオリンピックを目指す最中当時のコーチから言われた言葉で「レースで泳ぎ終わった後、一番最初にやることは電光掲示板のタイムを見ることではない。100%の力を出し切れたか自分の心に聞くことだ」とのアドバイスが、自分の力を全て出し切ったと感じられたからだそうです。

この言葉とアテネオリンピックの経験から、水泳引退後も次のステップに前向きに進む考え方が根付き、今も日々何かに向き合う際の指針となっているそうです。

そして田中さんはオリンピックの経験から得たものが3つあると言われてました。

①仲間を敬い、仲間に感謝すること

②自分で目標を決め最後までやりきること

③毎日をその時の100%で向き合う

これは、ビジネスでも同じことが言えると共感しました。

また、オリンピックを身近に感じさせるために、田中さんはメダルを聴講者に回して見せてくださいました。

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講演後には質問の時間を取っていただき、私の質問に丁寧に答えてくれたうえに、質問の記念にと色紙まで頂き、とても素敵な講演会でした。

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