【ポストテンション方式PC4径間連結合成桁橋】
2023年06月28日
こんにちは、社長です。
表題の"ポストテンション方式PC4径間連結合成桁橋"って何?って感じですが後ほどご説明します
先日、広島市内で稼働中の橋梁の工事現場に行ってきました...って、弊社の工事現場ではありません。
実はいろいろご縁があり、私が以前勤めていた建設会社の上司のご厚意で、工事中の橋の現場を見学させて頂きました。
久しぶりの橋梁の工事現場は、懐かしさと緊張感でなんだか見学前からワクワクしてました!
▼当日は橋の両サイドにあるコンクリート製の欄干(高欄)の型枠を組み立てており、工事も終盤だそうです。
そして、この見学させて頂いた橋梁の構造形式名が"ポストテンション方式PC4径間連結合成桁橋"という呼び名だったんです。
この呪文のような形式名を簡単に、わかりやすく、砕いて説明すると
"ポストテンション方式"→工事現場で製作する
"PC"→プレストレスト・コンクリート(特殊な高強度コンクリート)
"4径間連結"→4スパンが連続している
"合成桁橋"→橋げたと床版が一体化した橋
つまり
「工事現場で製作された特殊な高強度コンクリートで造られた4スパンが連続している橋げたと床版が一体化した橋」
になります。
結局、良くわからないですね(笑)
私はテクシードに入社するまでの約20年間、コンクリート製の橋げたを製作して架ける会社で現場監督をしていました。
架けた橋げた数は・・・よく覚えていませんが、500本くらい架けたと思います。
そして、6年振りの地上30mの揺れる橋桁内の不安定な吊り足場、、、
足の震えはありません!まだまだイケそうです!
▼ちなみにこの黒い塊は橋げたを支えるゴムで、地震時などの揺れを吸収する大事な役目を担っています。
その値段・・・ひとつが、数百万円しますΣ(・□・;)
たまには、同じ建設業界でも異なる構造物を見ることは、技術面や安全面でさまざまな刺激を受けることがあり、それによって勉強になりました。
前職A社のK所長、ありがとうございました。
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