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コンクリート調査

2022年08月29日

先日とある学校のコンクリート調査に行ってきました。

この建物は築40年程度。コンクリートの状況はどうなっているのでしょうか?



調査は主に4種類の調査を行っています。



①コア採取 ↓↓↓

このコンクリートを試験場に持っていき、圧縮試験を行います。

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②かぶり厚さ測定 ↓↓↓

コンクリート表面から、鉄筋までの距離を測定します。

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③中性化深度測定 ↓↓↓

コンクリート面にフェノールフタレイン溶液を噴霧して赤色に変色していない部分(無色部分)の

コンクリート表面からの距離を測定します。

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④鉄筋腐食度 ↓↓↓

鉄筋の腐食度を3段階に分けて判定します。

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40年経過したコンクリートなので、中性化の進行がみられたり内部の鉄筋が少し錆びたりしています。

塗装などの表面的なところだけではなく、内部のコンクリートも経年とともに劣化が進んでいるのが、このような調査をしていると目に見えて分かりますね。


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