スタッフブログ

サーベイノート

2024年04月12日

昨今では「リモートワーク」や「ペーパーレス」、「人口知能」などという言葉を耳にしますが、あらゆる企業がこのような「デジタル化」を推進しています。


その背景には少子高齢化による人材不足が要因のひとつであり、今後もさらに加速すると言われてます。



弊社もこの問題に立ち向かうため「デジタル化」を推し進めようと、とあるシステムを導入しました。

その名も「サーベイノート」です!



従来建物の劣化を図面に記録するのには、現場で「野帳」という印刷した紙に4色に色分けしたボールペンなどで劣化を記録し、

それを持ち帰ってでパソコン上の「劣化記録専用ソフト」で描画していくという工程で「劣化図」を作成していました。



新しく導入した「サーベイノート」は、現場でiPadで劣化を記録するというもので現場記録した時点で劣化図・劣化数量作成ができるため、

持ち帰って改めて「劣化記録専用ソフト」で描画する必要がなくなり業務の効率化が図れるというものです。

さらに劣化に紐付けて写真撮影をすることもできるので、写真台帳も自動的に作成されます。



↓ こんな感じで使用しています。


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絵を描く要領で劣化を記入できるので、操作が初めての人にも簡単に操作ができます。

導入して半年もたたないですが少しづつ操作にも慣れて、調査業務はほとんどこの「サーベイノート」を使用しています。





「デジタル化」にはデメリットもありますが、デメリットもきちんと理解して使うことで長い目でみるとメリットが大きいと思います。


弊社も「デジタル化」の波に乗り遅れないように、様々なアンテナを張っていきたいと思います!!!


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CHERI-BUROSSAMU

2024年04月08日

今、1番投稿されるやつ!!

テクシード本社周辺に咲き誇る桜も、今は満開の時を迎えています。

この圧倒的な華やかさに浸ることができるのも、恐らく後数日ですね・・・

しかし、まさにその短い時間の中にある美しさが、儚さとともに心を打つんですよね。

▼奥の2階建ての建物がテクシード本社です

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「勤怠管理システム」と「グループウェア」

2024年04月03日

4月の新年度を迎え、テクシードも29期目のスタートを切りました。

そして、同時に建設業界における「2024年問題」に対応するための時間外労働の規制への対応策として、遅ればせながら我社も「クロシオン」というシステムを導入しました。

▼クロシオン

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このシステムの主な活用方法は「勤怠管理」と「グループウェア」にあります。

勤怠管理システムにおいては、日々の出退勤をデジタルで管理することに加え、有休や残業の各種申請・承認もWEB上で可能になり、労働基準法への準拠はもちろん、ペーパーレス化やコスト削減にも寄与します。

▼勤怠管理システム

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グループウェアは、「スケジュール管理」、「設備予約」、「回覧板」、「アンケート」など、業務遂行に必要な機能を備えており、個人または全体に対するメール送信、組織の人々のスケジュールの一元管理、ファイルや書類データの共有が可能です。

▼グループウェア:設備予約画面

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▼もちろんスマートフォンからでも!

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このシステムの導入により、日常業務のデジタル化を進め、組織全体の生産性向上を図っていきます!!

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【完成見学会:ひろしま建築学生チャレンジコンペ2022@みはら】

2024年03月21日

2022年に開催された「ひろしま建築学生チャレンジコンペ」で最優秀作品に選ばれた建物がついに完成し、主催者である広島県より見学会に招待されましたので、参加してまいりました。

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このコンペでは、最優秀作品に選出された作品を実際に建設するとともに、学生たちに設計や工事監理の過程への参加を促す取り組みが行われています。

この度、最優秀作品賞を受賞した作品が完成を迎えました。

場所は広島県三原市で、完成した建物は「三原中央方面隊屯所」と名付けられました。

「屯所」とは、消防隊が本隊から分かれて配置される場所や建物のことを指し、実質的には小さな消防署ということになります。

▼完成した三原中央方面隊屯所を正面から

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▼完成した三原中央方面隊屯所を裏側から

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▼消防車車庫も!

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見学会では、提案者である学生からの完成した建物の説明・解説があり、2年前のこのコンペの最終審査での学生たちの情熱的なプレゼンが蘇りました。

▼提案学生による建物の説明・解説

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▼2年前の最終審査

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提案に関わった学生たち、設計事務所、施工会社、そして発注者である三原市の皆さま、心からおめでとうございます。

この建物が災害時の重要な拠点としての役割を果たすだけでなく、地域の皆さまに愛され続けることを願っています。

テクシードは今後も、魅力的な建築物の創出と若手建築技術者の育成を通じて、建築界の発展に貢献していきます。

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コンクリート打ち放しマンションの大規模修繕工事報告

2024年03月06日

皆さんこんにちは。

工事部工事グループの山戸です。

今回は、昨年の9月~12月の期間に行ったマンションの修繕工事の中で、ほかの現場であまり見ない仕様の修繕をしましたので、それを簡単に紹介しようと思います。

▼工事完了写真

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今回の現場で変わった仕様となっていたのはマンションの壁面になります。

 一般的にテクシードが行っているマンションの壁の修繕工事は、躯体となるコンクリートがタイル張りや、塗装仕上げとなっていることがほとんどです。

▼一般的なマンションの外壁(塗装またはタイルでの仕上げ)

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ですが、今回のマンションの壁の既存はタイル張りや塗装をせず、コンクリート面の表面自体を仕上げとする「コンクリート打ち放し」となっています。

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コンクリート打ち放しの修繕の難しいところは、下地を補修した箇所がタイルや塗料によって隠すことが難しいという点です。

通常の塗装工事は、塗装の前工程でできた補修跡をタイルや塗料の色で隠すことができます。

ですが、今回の塗装は、見た目はコンクリートの表面のままきれいに仕上げるカラークリヤー(透け感を持つ色の塗料)での工法となっています。

そのため、なるべくもとのコンクリートの色に近い材料で、かつ目立たないように補修する必要がありました。

今回は、下記写真の様にひび割れ部に白い補修材を擦り込み、はみ出た部分を削り取って下地の補修をしました。

ちなみに使用した材料は、インターナショナルペイント株式会社さんのIPパテ万能という補修材です。

▼ひび割れ補修状況

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その後、4段階に分けて塗装を行います。

今回の塗装はエスケー化研株式会社さんのセラミクリートTR-Si工法を採用しました。

ここで1つポイントとなることは、塗装の2工程目になる色合わせです。

色合わせとは補修した箇所を目立たなくするように色を調整することを言い、補修跡に色合わせ用の材料をスポンジで押し当てるように行いました。

この色合わせをうまく行うことができれば、その後の塗装の工程できれいに施工することができます。

▼塗装の工程

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下記の写真はコンクリート塗装の施工前と後の比較写真になります。

修繕後はコンクリート独特のざらざらした手触りから、保護塗料のつるつるした手触りになります。

実際に現地で確認すると違いがよくわかるため、発注者の方から大変満足したとの感想をいただきました。

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今回はコンクリート面の補修と塗装工事について説明をしました。

お住まいのビル・マンションの壁がコンクリート打ち放しの方は是非、検討してみてください。

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